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塗料の種類 木部の下塗

③目止め剤


目止めは木部の導管を充填し,平滑な面をつくり,塗膜の仕上がり性を改善したり,透明塗装の場合の木部の着色を助け,木理の美

を生かす役目をも兼ねるものがある。
白止め剤は,水性目止め剤,油性目止め剤,油性ワニス目止め剤,そして,合成樹脂系目止め剤などに分類され,上塗りする塗料に

よって選択される。また,着色と目止めを兼ねた着色目止め剤(ウッドフィラー〉などもある。目止め剤は組成的には顔料,充填材等

が75%程度で展色材が10%程度,残りが揮発成分といったパテに類似した組成をもっており,不透明塗装の場合,合成樹脂エマルショ

ンパテが目止め剤として使用されるケースが建築塗装の場合に多用化されている。

目止め剤は,水性目止め剤,油性目止め剤,油性ワニス目止め剤,そして,合成樹脂系目止め剤などに分類され,上塗りする塗料に

よって選択される。また,着色と目止めを兼ねた着色目止め剤(ウッドフィラー〉などもある。
目止め剤は組成的には顔料,充填材等が75%程度で展色材が10%程度,残りが揮発成分といったパテに類似した組成をもっており,不

透明塗装の場合,合成樹脂エマルションパテが目止め剤として使用されるケースが建築塗装の場合に多用化されている。
目止め剤の施工において,木材が均一な材質のものが少なく,均一化するためにも十分注意した施工が必要であり,この材料の施工

を誤ると,目やせ,ピンホール,ひび割れの原因となる。

②着色剤


透明仕上げの場合,木材の材色が同一木材においても,辺材と心材とでは色合が異なるため,均一な色調にし木理をはっきりさせる

などの目的で用いるものが着色剤である。
着色剤は,木部の材色を完全に隠ぺいするようなものでは透明仕上げとならないため,単に着色する目的で特殊な顔料を除いてほと

んどが染料よりなる可溶性着色剤で,溶剤に溶かした染料系着色剤である。
用いる染料の種類はそれぞれ色によっても異なるが,直接,酸性,塩基性,油性そして天然産などの染料がある。いずれの場合も染

料は一般に顔料と比較し耐光性があまりよくなし着色した透明仕上げは外部用には適していない。
このほか着色剤としては,タンニン酸などを用いた化学変化により着色する薬品着色,また,トーチランプなどで表面部分を焼き炭

化する火力着色などがある。

①漂白剤


木材には材色があり,これらが不均一に色をもっていたり,着色仕上げをする場合に妨げとなるので,木理を鮮明に表現し,材色よ

り明るい仕上げとするため,材色を処理する場合に漂白を行なう。
漂白剤としては,しゅう酸,過マンガン酸カリ,次亜塩素酸リーダなどがあるが,最近は,過酸化水素の使用が多くなっている。
漂白効果は活性剤の種類,薬品の強弱,処理時間,温度などが影響するため,木質,材色の種類などに応じて配合し用いる。漂白剤

は一般に活性が強いため,作業中の労働安全衛生上の管理については十分な注意が必要である。

透明仕上げ用下塗材


木部の塗装の真価は,木部のもつ木目などの地肌の模様を生かした仕上げをする透明仕上げであるが,木質によって種々の特性があ

り,これらを均質化することによって,より美しい木肌を発揮するために,各種の下地調整用の材料が開発されている。

木部下地用下塗塗料


木部における下塗塗料は,他の下地とは異なった目的で用いるものが多く,特に,保護機能を主目的とした場合が少なしほとんとが

が,美装を目的としたものである。
木部はその材質が非常に多いが,下塗塗料はその材質によって多く開発されているより,仕上がりの方法によって開発されたとみる

べきであり,目的もそれに応じている。
すなわち,木部の仕上げは透明仕上げ(クリヤー仕上げ)と不透明仕上げ(エナメル仕上げ)に分けることができ,それぞれに応じて,

美装性を高めるために各種の下塗用塗料が開発されている。