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金属面の塗装

③耐熱塗料


建築においても,被塗面となる金属が高温にさらされる部位があげられるが,その温度における金属が劣化を生じないように,保護

する目的で用いられる塗料が耐熱塗料である。
耐熱塗料はそのさらされる温度によって区分される。
1200℃以下,200~500℃, 500℃以上に分けそれによって塗料の材質が異なってくる。
低温ではアクリル,アミノ,アルキドなどの各種樹脂が用いられ,中湿ではシリコン,ふっ素系樹脂が用いられ,高温については,

無機塗膜が用いられる。
有機質化合物は315℃以上の温度で分解する。シリコン樹脂を展色材としたアルミニウムペイントは,ポイラ,煙突の耐熱塗料として

用いられる。
プチルチタネートを展色材とするアルミニウムペイントは高温で長期間用いられるため,ボイラ,煙突に使用される。

②水系塗料


金属面用の水系塗料にはいずれも常温型と焼付け型とがあり,常温型については,特殊のタイプ以外はいずれのタイプも金属用とし

ては不完全なものが多く仕様化には注意が必要である。
焼付け型についてはいずれのタイプも長短を生かして使用されているが,主に水溶性タイプについてはプライマーとして使用される

場合が多い。
今後,これら塗料は省資源,省エネルギーの面からその開発の速度は早まると思われる。

①焼付け型塗料


工場等において焼付け塗装するので建築用塗料としては,現場での施工には適用できないが,塗装を工場で行なう各種建具類およぴ

カーテンウぉール部材に用いられる。
1.アミノアルキッド樹脂塗料
一般にメラミン樹脂塗料といわれ,アミノ樹脂にメラミン樹脂を用いることからいわれているもので,このアミノ樹脂とアルキッド

樹脂を組み合わせてつくられており,塗膜硬度,耐水,耐アルカリ性が良好であるが,外部用としては黄変しやすし内部に用いる金

属家具,建具用として用いられる。
工場での焼付け温度は一般に120℃20分程度である。
2.熱硬化性アグリル樹脂塗料
メタアクリル樹脂にアミノ樹脂,エポキシ樹脂などを変性剤どして加え,加熱することによって乾燥・硬化するように設定したもの

である。塗膜性能はアミノアルキッド樹脂塗料と比較して,硬度,耐薬品性,耐候性,保色性,耐熱性にすぐれており,特に黄変性

についてはすぐれ,外部用としては,カーテンウオール部材をはじめ,プレコートメタル,およびエクステリヤ部材に広く使用され

ている。
工場での焼付け温度は,アミノアルキッド樹脂エナメルに比較して高く,120~150℃20分程度であり,これら焼き付け塗料を選択す

る場合には焼き付けの時の温度による熱変形を珪酸しての採用が必要でさる。

金属面用塗料


金属面用の塗料には,さびなどの保護用塗料のほかに,鉄をはじめとする金属の使用されている部位に応じて,各種の要求性能を発

揮する塗料があげられる。